販売図面(マイソク)の帯替えのやり方。
手作業4通りの手順と時間、AIで0にする方法

2026年9月19日 マドリZ運営事務局

他社の販売図面の帯を自社の帯に差し替える手順を、PDF編集、画像編集、印刷して貼る、作り直す、の4通りで比べます。それぞれの所要時間、手作業で起きやすい失敗、そして帯の位置の特定をAIにまかせて作業を0にする方法。帯そのものの意味は 帯替えとは にあります。

帯替えの手順は3つ

方法が違っても、やることは同じです。

  1. 自社の帯を用意するいま使っている自社の図面の帯をスクショするか、会社情報から作る。一度作れば使い回せます
  2. 元の帯を消す(帯消し)他社の図面の帯の範囲を白で覆う。帯の上端の罫線まで含める
  3. 自社の帯を置く消した範囲と同じ位置、同じ幅に貼る。縦横比は変えない

手作業の時間はほぼ全部、2と3の「位置合わせ」に消えます。図面の書式は会社ごとに違い、帯の高さも毎回違うからです。

方法別の手順と所要時間

方法手順1枚の目安向き・不向き
PDF編集ソフトPDFを開く → 帯の範囲に白い四角 → 自社帯の画像を配置 → 位置と幅を合わせる → 保存2〜3分一番一般的。文字データが残るので検索や再編集がしやすい。ソフトが有料のことが多い
画像編集PDFを画像に変換 → ペイントやパワーポイントで白く塗る → 帯を貼る → PDFに書き出す3〜5分無料でできる。変換のたびに画質が落ち、文字データも消える
印刷して貼る印刷 → 自社帯を印刷して切る → 貼る → コピーまたはスキャン3〜5分道具がいらない。斜めになる、影が出る、データで送れない
作り直す自社の図面メーカーに物件情報と写真を入れ直す10〜20分自社の書式で出せる。時間がかかり、写真の転載可否を確認する必要がある
AIで自動図面をドロップ → AIが帯の位置を特定 → 迷った図面だけ確認 → PDFで出力数秒〜枚数が多いほど差が出る。消す工程がない

1日10枚なら、手作業で30分前後。月に換算すると10時間を超えます。営業担当の時間としては、案内1件分と同じくらいです。

PDF編集ソフトでの手順(詳しく)

1. 自社の帯を用意する

自社で作った図面をPDFで開き、表示を200%くらいに拡大してから、帯の部分をスクショします。上下の罫線まで含めると、貼ったときに境目が自然になります。画像はPNGで保存します。

2. 元の帯を白で覆う

他社の図面を開き、四角の描画ツールで帯の範囲に白い四角を置きます。塗りは白、線はなし、不透明度は100%。帯の上端の罫線が1本残るだけで「元の帯が透けている」ように見えるので、少し広めに覆います。ただし、帯のすぐ上の物件情報まで消さないように。

3. 自社の帯を貼る

用意した帯の画像を配置し、白で覆った範囲の左端と右端に合わせて幅を決めます。高さは幅に合わせて自動で決まるので、縦横比は触りません。元の帯より薄ければ下に寄せ、厚ければ覆う範囲を上に広げます。

4. 保存して確認する

ファイル名は「物件名_社名」のように、あとから探せる名前にします。保存したら一度閉じて開き直し、元の帯が透けていないか、右端の表(取引態様・担当)が欠けていないかを見ます。

手作業で起きやすい失敗

元の帯が透けて残る覆う範囲が狭い、または白の不透明度が下がっている。連絡先が2つ載った図面になり、お客様が他社へ電話する原因になります。
自社の帯の大きさが合わない幅だけ合わせて高さを引き伸ばすと、文字が縦長になります。逆に元の帯より小さく貼ると、下に白い余白が残ります。縦横比は固定して、覆う範囲のほうを調整します。
物件情報の列を消してしまう右側に物件情報の列が帯の高さまで続く書式があります。全幅を白で覆うと、その列の下端が消えます。帯の左右の端を見て、帯がある範囲だけを覆います。
文字の途中で切れる覆う範囲の上端が、帯のすぐ上の文字にかかる。帯と本文の間の白いすき間に上端を置きます。
ファイル名がばらばらで、あとから探せないダウンロードしたままの名前で保存すると、翌週には見つかりません。物件名と社名を入れる決まりにします。

AIで帯替えの作業を0にする

手作業の時間は「帯がどこからどこまでか」を毎回目で決めることに使われています。ここをAIにまかせると、帯消しの工程も貼る工程もなくなります。帯を消すだけのツールもありますが、消したあとに自社の帯を貼って位置を合わせる作業は残ります。

  1. 自社の帯を登録する自社の図面の帯をスクショして入れる。会社情報から作ることもできます。1度だけの作業です
  2. 他社の図面をドロップするPDFでも画像でも。1枚でも30枚でもまとめて
  3. AIが帯の位置を特定し、差し替える1枚あたり5〜6秒。判定に迷った図面だけ「未特定」として残るので、その図面だけ確認します
  4. PDFで出力するファイル名は物件名と社名で自動。未特定が残っていれば出力前に知らせます
帯替えの画面。複数の図面を読み込み、帯の位置を特定した図面と、未特定として確認を促す図面が並んでいる
まとめて入れても、確認するのは「未特定」の図面だけ

上で挙げた失敗は、仕組みで防いでいます。元の帯は帯の上端の罫線まで含めて消す。自社の帯は縦横比を変えずに幅を合わせる。右側に物件情報の列が続く書式はその列を残す。境界は文字のないすき間にしか置かない。

帯替えを、AIにまかせる

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よくある質問

帯替えに一番早い方法はどれですか?

枚数が多いなら、AIで帯の位置を特定するツールが最も早く、1枚あたり数秒です。1枚だけなら、使い慣れたPDF編集ソフトでも2〜3分で終わります。

元の帯が透けて残るのはなぜですか?

覆う範囲が帯の高さより狭いか、白い四角の不透明度が下がっているのが原因です。帯の上端の罫線まで含めて、完全な白で覆ってください。

スキャンした図面でも帯替えできますか?

できます。画像として扱うので、PDF編集でも画像編集でも同じ手順です。AIのツールも画像の図面に対応しています。

帯を作る画像は何で作ればいいですか?

いま使っている自社の図面があるなら、その帯をスクショするのが一番早く、見た目も揃います。無いときは、会社名・免許証番号・所在地・電話・取引態様・担当者を入れて作ります。